つい昨日、政府は認知症対策の行動計画として認知症との”共生”と”予防”を重点施策とした、という報道がありました。
これからますます高齢化が進む日本で認知症は大きな社会の問題の一つです。
ところで皆さん、認知症と歯の健康に関係があるなんてあまり考えたこともないかもしれませんね。
でも実は関係があるかもしれないのです。
統計では残っている歯の数が少ないほど認知症の率が高くなることが分かっています。
更に歯の数が同じでも義歯などで噛めている人と、歯が無いまま過ごしている人とでは噛めていない人の認知機能が低下していることもわかっています。
歯がある、あるいは義歯などで噛めるという事で脳に行く刺激も多く栄養の吸収もしやすいという事のようです。
まだまだ歯がある方はそれ以上歯を失わない様にしっかりと歯科受診をして失わないように、そして歯を失ってしまっている方もちゃんと噛めるように治療をした方が良さそうですね。
50代以降では虫歯より歯周病で歯を失うことが多くなりますが、20代から多くの方に歯周病が始まっていると言われています。
だから若い世代からの歯周病治療と予防が大切なのです。
当院では女性歯科医師と歯科衛生士による歯周病の治療、メンテナンスをさせて頂いていますのでどうぞお気軽にご相談ください。
